先日、とある部長さんに誘われて食事会に行ってきました(一対一じゃないよ)。

 普段なら入ることはないような料亭でしたが、知り合いの部長さんですので緊張することもなく、ざっくばらんにお話ししながら楽しい食事会になりました。


 

 よく料理の上手な人は、おいしいお店に行っているということを聞きませんか?

 

 これはちょっと語弊ごへいがありますね。

 接待やお誘いを受けて、恵比寿のシャトーレストランとかお寿司の名店などに行く。

 

「うわぁ。おいしい」と単純に喜ぶのもいいですが、さっきの言葉はじっくりと舌で味わえる人が該当すると思います。

 

 この香ばしさは、ちょっと炙っているかも。

 この甘さは、……白味噌かな? 胡麻かな?

 ああ、なるほど。あれにあれを合わせるとこういう味になるんだ。

 

(お酒が入っても)こうやって味わえる人が料理上手になると思いませんか?


 

 とまあ、偉そうなことを書いておいてなんですが私はというと……。

 

「お! お。……おおお?」

 

 感嘆。発見。……困惑の3段活用。



 

 誰のセリフかって?

 ――これは私が一番最初に作った料理を見た時の、相方のセリフです。

 

 恥ずかしながら独身時代はロクに料理をしたことがなくって、お付き合いをはじめてから手料理をつくる羽目になったわけですね。

 

 この時につくった料理は、豚と大根の千切りの炒め物(笑)。

 

 お味? それは聞かないで察して下さい。なにしろ塩こしょうすら振ってなかったのですから!

(なぜそんなものをつくった……)

 

 ついた料理名は「ぶただいこん」(命名:相方)。

 

 相方からは「煮物ならわかるけど、豚肉と炒めるならせめてジャガイモにしてくれ」と。

 

 それから料理の本を買って練習したり、お料理教室へ通ったり……。

 案外、結婚を控えた女性の多くがそうされているのかもしれないですね。

 

 それはさておき。

 この時の失敗の原因はなんだったのかなって考えると、一番は「完成後の味」を想像していないことだったと思います。

 

 とにかく適当に冷蔵庫で目についた食材を、レシピもなしに調理したわけで、それはびっくり箱みたいな料理が出来るわけですね。

 

 ……物体Xと呼ばれなくて良かった。いや、本当に。


 

 食材、レシピ、完成形のイメージ。

 

 これって大切な要素だと思うんです。

 

 いいかえると、

  食材=今ある自分の資源、強み。

  レシピ=方法。

  完成形=目標とする結果。

 となります。


 

 これを執筆に当てはめれば、

  食材=ネタ、世界設定、キャラ。

  レシピ=ジャンル、プロット。

  完成形=エピローグ、テーマ。

 となりましょうか。

 

 コトコトと煮込んでフォンやソースを作ったり、味をなじませるために寝かせるならまだしも、調理を途中でやめちゃうようなことは勿体ない。

 

 ぜひ、皆さんの料理(小説)を完成させて、多くの方に召し上がっていただいてはいかがでしょうか。


 

【補足】

 えっと、上で偉そうなことを書いちゃったので……。

 私の舌では恵比寿のシャトーレストランの料理が、どういう食材がどういう調理をされて、こういう複雑で深みのある味になっているのかはわかりませんでした。

 きっと本当に美味しい料理ってそういうものなのかもしれないですね。

 伝統的な調理法をベースに、独自の料理にといえるのかもしれません。

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